
イトーヨーカドーは、社是に「お取引先に信頼される誠実な企業でありたい」と掲げ、創業以来、公正な取引を徹底することでお取引先との信頼関係を築いてきました。また、1999年には、社長を委員長とした専門組織『FT(フェアトレード)委員会』および『FT委員会事務局』を発足。公正取引に関する社員教育の実施や「商談メモ」などを用いた取引内容の点検を行うなど、仕入先に対する優越的地位の濫用・下請け法違反といった法令違反や反社会的な行為を防止しています。その結果、2008年度も公正取引に関する行政指導は0件でした。
お取引先との取引が公正なものであり続けるよう、FT委員会事務局は2001年度に「独占禁止法※1」や「下請法※2」・「大規模小売業告示※3」など商品の仕入れや販売に関連する法令をわかりやすくまとめた独自のガイドブックを作成、年2回実施するバイヤー(仕入責任者)やディストリビューター(売場への商品提案・数量確定・配送責任者)への教育に利用しています。2008年度は下請法の運用が厳格化しているのに対応し、下請関係における親事業者の禁止事項を中心にした社内研修を4回実施し、のべ468名が参加しました。なおガイドブックは、法改正などに合わせて内容を改訂しており、2006年度には「大規模小売業告示※3」の内容について、2008年度には、大規模小売業告示によって「優越的地位の濫用」とうけとられる可能性がある行為類型についての記述を追加しました。

ガイドブック