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二十四節気を楽しむ旬彩ごはんVol.8
「菜の花と牛肉のオイスターソース炒め」

Food / 2019.02.04

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text : Mami Moroi / photo : Tomoyoshi Oshiyama / styling&coordinate : Yumiko Yoshinuma

二十四節気に応じた旬の食材を使った簡単料理を紹介するこのシリーズ。今回は「立春」。梅の便りが届き、厳しい寒さの中にも少しずつ春の訪れを感じ始める時期です。この季節にいただきたいのは、代表的な春野菜の菜の花。スーパーで見かけると、のどかな春を思い浮かべてちょっとウキウキしてしまいますよね。菜の花、とありますが、いただくのは花のつぼみと葉、そして茎。ほのかに感じる苦みも、春ならでは味わいです。おひたしでいただくことも多いですが、油との相性もいいので、今回は牛肉と炒め合わせてごちそうに。苦みがまろやかになり、子どもや、苦みがちょっと苦手…なんて方でも食べやすくなります。なにより、白いごはんとの相性が抜群なんですよ。

菜の花と牛肉のオイスターソース炒め

材料(2人分)

牛切り落とし肉...200g
菜の花...1束
長ねぎ(斜め切り)... 1/2本
にんにくのみじん切り... 大さじ1/2(5g)
しょうがのみじん切り... 大さじ1/2(5g)

A:しょうゆ...大さじ1
A:オイスターソース...大さじ2
A:砂糖...小さじ1
A:紹興酒(または、酒)...大さじ2

塩、黒こしょう...各適量
ごま油...大さじ2

「菜の花と牛肉のオイスターソース炒め」の作り方

①菜の花は塩ゆでして水けを絞り、食べやすく切る。

菜の花は後から炒めるので、かためにゆでます。

②フライパンにごま油を中火で熱し、にんにくとしょうがを炒める。香りが出たら牛肉を加え、肉の色が変わるまで炒める。

最初ににんにくとしょうがを炒め、香りを出します。

③長ねぎを加えて炒め、しんなりしたら1の菜の花を加え、よく混ぜ合わせたAと黒こしょうで調味する。

菜の花は仕上げに加え、食感よく仕上げます。

今回の旬食材は「菜の花」

菜の花はアブラナ科の緑黄色野菜。地中海沿岸地方が原産で、弥生時代に中国から伝来されたとされています。βカロテン、ビタミンC、鉄分や葉酸などのミネラル、食物繊維などの栄養がバランスよく含まれ、ポリフェノールの一種である苦み成分、ケンフェロールも注目されています。選ぶときは、つぼみが密集していて、茎の切り口が瑞々しいものを。保存は冷蔵室で、つぼみを上にして立てておきましょう。

スタイリングのポイント

教えてくれたのは...
吉沼弓美子さん

プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰

白を基調にスタイリングを組み立て、春めいた食卓のイメージに。器は食材の色を引き立たせる色を選ぶと、より鮮やかな印象になります。食材を引き立てる点でも、クロス等と合わせる点でも白い器は万能なので、ひとつ持っておくと便利です。

まとめ

菜の花は、季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期にぴったりの栄養がギュッとつまった野菜です。家族の健康のためにも、ぜひ食卓に取り入れてみてください。