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二十四節気を味わう旬彩ごはん
【啓蟄】
手軽に毎日食べたい 生わかめ料理

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この時期から旬を迎える生わかめは、手軽に作れる小さいおかずが得意な食材です。焼く、揚げるなどの調理法や組み合わせなどを工夫して、毎日飽きずに楽しむことができます。

わかめと新玉ねぎのチーズマリネ

さっぱりとしたマリネでも、チーズのコクとにんにく風味で満足感のある一品に。新玉ねぎのトロリとした食感がわかめとよく合います。カレー粉を加えるのもおすすめ。

材料〈2人分〉/作り方〈調理時間約5分・玉ねぎをさらす時間は除く〉

生わかめ(湯通ししたもの)50gは食べやすく切る。新玉ねぎ1/2個(100g)は薄切りにし、バットなどに広げて10分ほど空気にさらし、辛味を抜く。ボウルにオリーブオイル、粉チーズ各大さじ1、レモン汁大さじ1/2、塩小さじ1/4、こしょう、おろしにんにく各少々を入れて混ぜ合わせ、水けをきったわかめと玉ねぎを加えてサッとあえる。

わかめは広げて細長く切り、重ねて端から食べやすく切ります。
水っぽくならないように、あえる前にキッチンペーパーでしっかり水けをきりましょう。

わかめと春キャベツのみそマヨサラダ

シンプルな調味ですが、みその風味がしっかりおかず感を出しています。春キャベツのシャキシャキ感がアクセント。春キャベツの代わりにかぶを塩もみして合わせても。

材料〈2人分〉/作り方〈調理時間約5分・キャベツをおく時間は除く〉

生わかめ(湯通ししたもの)50gは食べやすく切る。春キャベツ150gは2〜3㎜幅の細切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/4を加えて全体にまぶし、10分ほどおいてしんなりしたら水けを絞る。ボウルにマヨネーズ大さじ1と1/2、白すりごま大さじ1/2、みそ小さじ1を入れて混ぜ合わせ、キャベツ、水けをきったわかめを加えてサッとあえる。

水っぽくならないように、わかめはキッチンペーパーでしっかり水けをきってから加え、
軽く混ぜるようにあえます。

わかめと桜えびのかき揚げ

揚げたわかめのカリッとした香ばしさがクセになるおいしさ。ビールのおつまみにぴったりです。桜えびの代わりにちりめんじゃこでもおいしく作れます。

材料〈2人分〉/作り方〈調理時間約10分〉

1生わかめ(湯通ししたもの)80gは食べやすく切ってボウルに入れ、桜えび大さじ2を加え、小麦粉小さじ1を全体にふってサッと混ぜる。別のボウルで小麦粉30g、片栗粉大さじ1、水大さじ3を混ぜ合わせ、わかめのボウルに加えてさっくりと混ぜ合わせる。

2フライパンにサラダ油適量を1㎝深さまで入れて中温(170度)に熱し、1を1/6量ずつ木べらなどにのせてから油の中に落とし入れる。ときどき上下を返しながら、カリッとするまで3〜4分揚げる。器に盛り、塩適量を添える。

木べらに生地を丸く平らにのせ、静かに油の中にすべり落とします。
形よく、きれいに揚げることができます。

わかめとひき肉のチヂミ

わかめをたっぷり入れた薄焼きチヂミです。ごま油を2回に分けて加え、両面しっかり焼くのがポイント。好みでにらやツナ、あさりの水煮などを加えても。

材料〈2人分〉/作り方〈調理時間約15分〉

1生わかめ(湯通ししたもの)50gは食べやすく切る。にんじん1/3本(60g)は細切りにする。ボウルに小麦粉30g、片栗粉大さじ1、水1/2カップ、塩少々を混ぜ合わせておく。

2フライパン(直径26㎝)にごま油小さじ1を熱し、豚ひき肉80gを入れて炒め、色が変わったら1のボウルに加え、わかめとにんじんも加えて混ぜ合わせる。

炒めたひき肉、わかめ、にんじんを加えたら、生地を絡めるように混ぜ合わせる。

32のフライパンをサッと拭いてごま油大さじ1/2を熱し、2を入れてフライパンいっぱいに均等に広げ、3〜4分焼く。こんがりと焼き色がついたら返し、フライパンのふちからごま油大さじ1/2を回し入れ、ヘラなどで押さえつけながらさらに3〜4分ほどこんがりと焼く。

4食べやすく切って器に盛り、酢、しょうゆ各大さじ1、砂糖小さじ1/2を混ぜ合わせたたれを添える。

啓蟄 けい ちつ

3月6日〜3月20日頃

旬の食材は生わかめ

今回の節気は「啓蟄」。春の到来を感じて虫たちが動き出し、土から出てくることを表しています。生わかめは乾燥させたり塩蔵にしたりして保存できますが、収穫時期であるこの頃は、風味のよい旬の生わかめがそのまま楽しめます。栄養的には、低カロリー、低糖質で、マグネシウムやヨウ素、カルシウムなどのミネラル成分、食物繊維も豊富に含むヘルシー食材です。購入するときは、黒褐色でつやのあるもの、肉厚で弾力のあるものを選びましょう。

教えていただいた方
新谷友里江〈にいや・ゆりえ〉さん

料理家・管理栄養士。料理家・祐成二葉氏のアシスタント、祐成陽子クッキングアートセミナー講師を経て独立。料理雑誌やファッション誌、テレビ、WEBなどでメニュー提案、スタイリングを行う。『作りおき やせスープ』『コンテナですぐできレンチンひとり分ごはん』(ともに主婦と生活社)など著書多数。

まとめ

湯通ししていない生わかめは、熱湯にサッとくぐらせ、茶色がかった色が鮮やかな緑色に変わったらすぐに引き上げ、冷水で洗って水けをきってから使います。保存袋や密閉容器に入れて冷蔵室で保存できますが、2〜3日で使いきるようにしましょう。

photo:Takako Hirose /styling:Yurie Niiya / text:Yukiko Suzuki

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