贈りものの常識|感謝の気持ちやお祝いの心など、贈り物は人から人へ、さまざまな思いを伝える大切なもの。しっかりとマナーを踏まえて失礼のないよう、相手に幸せな気分を届けられるように贈りましょう。贈りものの常識|感謝の気持ちやお祝いの心など、贈り物は人から人へ、さまざまな思いを伝える大切なもの。しっかりとマナーを踏まえて失礼のないよう、相手に幸せな気分を届けられるように贈りましょう。

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出産

  • ◆出産祝い

    お子さまが産まれたばかりのママ&パパに、とっておきの「おめでとう!」を贈りましょう。どんなものが喜んでもらえるのか迷ってしまいますが、実用的なものや、見栄えが華やかでかわいいものが人気のようです。

贈る時期

本来、出産祝いは「お七夜」(生後7日目)にお祝いの品を持っていく風習でした。しかし最近では、産後一週間前後はまだ入院中のことが殆どなので、2〜3週間目くらいがちょうど良いようです。

  • ◆出産内祝い

    待ちに待った赤ちゃんの誕生。お祝いをいただいた方に、赤ちゃんの名前のお披露目を兼ねてお返ししましょう。幸せいっぱいの贈りものですが、マナーも心得ておきたいものですね。

水引や表書きの書き方

紅白蝶結びの水引がついたのし紙を使用します。
「出産内祝」「内祝」とし、のし下は赤ちゃんの名前にします。

相手のことを考えて贈るものを選ぶ

せっかくですから、一人ひとりに喜ばれるものを贈りたいですね。

仏式

日用品、消耗品ならワンランク上のものを、量が多いものは敬遠されがちです。

神式

子どもがいるなら年齢に合わせて、大家族には食料品を贈りましょう。

キリスト教式

所帯の人数・好みを確かめてください。眼の肥えた世代なので一流品などもおすすめです。

キリスト教式

好みがわからない場合、無難なアイテムも贈りましょう。「カタログギフト」などを利用してみてください。

何度あってもいいお祝いには蝶結びの水引を

何度あっても嬉しいお祝い事には、「蝶結び」の水引を使用します。

いただいたお祝いの半額程度が目安

内祝にかける費用は、いただいたお祝いの半額程度が目安。でも金額ばかり気にせず、喜ばれるものを贈りましょう。

贈るタイミングは生まれてから1ヶ月前後

贈るタイミングはお宮参りの前後、だいたい生後30日が目安です。いただいた時期が遅くても、1ヶ月以内(遅くても2ヶ月以内)には内祝を贈りましょう。

  • ◆出産祝いが届いたら

    赤ちゃんの出産を知った方々から、出産祝いが届き始めます。出産後は何かとあわただしく、
    お祝い返しは1ヶ月後くらいになります。お祝いをいただいたら、まず3日以内に電話や手紙でお礼を伝えましょう。

  • ◆里帰りママは注意!

    里帰り出産で、出産後も実家で過ごしている間に、自宅に出産祝いが届くケースもあります。
    いつ、どなたから、どのようなお祝いが届いたか、もれのないように確認しておきましょう。

●相手先を訪問するときは?

まず、相手のご都合を伺ってからが基本。相手方にとってあわただしくなりがちな時間は遠慮しましょう。10:00~11:00、14:00~16:00頃がベストタイム。

●大勢の方からまとめていただいたら?

職場の方からいただいた場合は分けて食べていただけるお菓子など、一人ずつにいきわたるようなお返しがいいでしょう。

●出産祝いを遅れていただいたら?

そんなときは、すぐ内祝を贈りましょう。時間がかかりそうなときは、先に電話でお礼だけでも伝えましょう。

●金額のわからないお祝いをいただいたら?

ベビー服やおもちゃなど、出産祝いでは金額がわかりにくいものをいただくこともあります。品物を贈ってくださるのは親しい方がほとんど。お菓子やタオルなど、受け取る相手のことを考えて選びましょう。

その他にも日本には初節句や七五三、成人式、就職、昇進、退職、転居、長寿等人生のあらゆるシーンでお祝いを贈る古き良き文化があります。お祝いをいただいた方には品物でお返しをし、礼節を忘れないようにしましょう。