人を知る
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2012年入社

青果部(店舗) マネジャー
飯田 帆南美

経歴

  • 2012年入社青果部 売場担当
  • 2016年~青果部 マネジャー
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多くの人と出会えるからこそ選んだ小売業。マネジャーへの抜擢で成長を実感できた。

祖父が農家を営んでいたこともあり、幼いころから私にとって野菜は身近な存在でした。その影響から、生活していく上で絶対に欠かせない「食」に興味を持ち、多くの人に「食」を届ける仕事に就きたいと考えました。就職活動を小売業に絞ったとき、私の頭に真っ先に浮かんだ会社がイトーヨーカドーでした。学生時代、頻繁に利用していたイトーヨーカドーは、いつ訪れてもスタッフの対応が良く、一番好きなスーパーだったからです。就職活動中に起こった東日本大震災の際、偶然テレビのニュース番組を見ていると、どこの企業よりも早いスピードで被災地を支援するイトーヨーカドーが放送されていました。その姿にとても感銘を受け、イトーヨーカドーで働きたいという気持ちがより強くなり、入社を決めました。

今現在は青果部門のマネジャーとして、売り上げ計画を立て、受注や売場のレイアウトを考えたり、パートナー社員やアルバイトの教育も担当しています。以前は自分の担当範囲に目を配っていれば良かったのですが、マネジャーになり責任のある立場に立ったことで、広い視野で青果部全体を見るようになりました。人のマネジメントや課題に対しての対策を考えることは難しいですが、目標を達成し仲間と喜びを共有できることにやりがいを感じています。

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売れる商品の提案は日々試行錯誤。
買って良かったと思われる店舗作りを。

天候や気温によって商品の売り上げは大きく変動します。前日の天気予報では気温がぐっと下がると言われていたので、お鍋の具材に欠かせない白菜を普段より多く仕入れました。すぐにお客様の目に留まるように、売場でも目立つところに配置をしました。しかし、思っていたほど気温は下がらず、白菜は大量に売れ残ってしまったのです。また、メニューを提案するPOP作りを怠ったことも原因のひとつだと思います。POPは商品の良さやメニュー提案など、お客様が売場で見る情報源のひとつで、とても重要な役割を果たし、売上も変わってきます。SNSや献立サイトから今人気のメニューを調べたり、パートナー社員さんからは主婦目線の意見をもらい、お鍋以外のメニュー提案ができていたら、売れ残りは多少解消されたのではないかと思いました。それ以来、POP作りは大切にしています。

そして、売れる商品は地域によってもさまざまです。以前勤務していた店舗は、ファミリー層が中心だったので、お野菜もまるごとや半分にカットされたサイズが人気でした。しかし、現在の店舗の与件を調べたところ、単身の方や男性のお客様が多いことが分かりました。
そこで一人暮らしでも食べきれるようなサイズにしたり、カットサラダや料理にそのまま使える野菜セットを提案したところ、手にとってくれるお客様が増えました。お客様のニーズに合わせ、ご提供する商品を考え実行できることが面白いです。

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私が見たまま、感じたまま、生産者の方の愛情をお客様に届けたい。

青果は他の部門に比べ、新商品が並ぶことはほとんどありませんが、季節ごとの野菜や果物を通して旬を感じることができます。

あるとき、他店舗の青果担当者と話をしていると、その店舗ではりんごの販売に力を入れていて、直接青森のりんご農家さんへ出向き仕入れをしていることを知りました。その話を聞き、私も生産者の方のところへ行き、生産過程を実際に見学して、どのような流れで商品が店舗まで届くのかを知りたくなりました。そして、商品部の協力を得て青森のりんご農家の方を紹介していただき、訪問することになりました。実際に自分の目で生産や流通の過程を見て、生産者の方の努力や苦労、りんごを思う気持ちを知ることができ、私自身、りんごに対する思いが変わりました。生産者の方の愛情がこもったりんごの美味しさをお客様に伝え、たくさんの方に食べてもらいたいと思い、売場ではりんごの良さを伝えるPOPの作成や試食販売などを行いました。貴重な経験を通し、私はもっと野菜や果物について知識を身につけたいと考えています。そしていつかは、商品部でMDとして、商品の仕入れを担当したいと思っています。

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Message

学生さんへのメッセージ

小売業の魅力はいろいろな商品に携われることです。イトーヨーカドーは新入社員でも、やってみたいと思うことにチャレンジできるので、チャンスは無限にあります。会社の規模も大きく幅広い世代の方と触れ合えることで、自身の成長にもつながります。

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