人を知る
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2010年入社

生活雑貨部(本部)
スーパーバイザー(SV) 田中 沙季

経歴

  • 2010年入社~ハウスキーピング 担当者
  • 2014年~ハウスキーピング部 担当マネジャー
  • 2015年~住居 トレーナー
  • 2017年~生活雑貨部 スーパーバイザー
岩﨑さんインタビュー画像

Q.小売業に入社を決めたのは何故ですか?

SVは、本部と店舗の“架け橋”となる存在。

スーパーバイザー(=通称SV)という職種は、聞き慣れない方が多いかもしれません。その役割は、マーチャンダイザー(=通称MD)が仕入れた商品を、店舗へ投入するのがメイン。それと同時に、店舗側の多様なニーズをくみ取り、MDにフィードバックします。言わば、需要と供給のバランスをとり、お店と本部をつなぐ架け橋です。けれども、ただ御用聞きとして、商品の数を調整すればよいわけではありません。全国にあるイトーヨーカドー各店舗の、地域性や規模感、世の中の情勢などを考えながら、商品の供給量を調整する必要があります。さらに本部で仕入れた新商品などがあれば、どのように売っていくかもふまえ店舗へ伝えることも重要です。守備範囲がとても広いため、「SVとはこういう仕事」というのが、一番定義しにくい職種かもしれません。

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小さな気づきを、商品づくりの足がかりに。

私たちSVの役割は、売るためのチャンスをできるだけ逃さないことだと思っています。具体的な例を挙げると、私が担当している生活雑貨部で扱っている「車椅子」がよいかもしれません。これまでイトーヨーカドーの店舗では、重量が12~14キロ程ある重たい車椅子が主流でした。けれども他店舗などを覗いてみると、コンパクト車椅子と呼ばれる小型軽量のものが出始めています。ちょうど売場からも、「お客さまがクルマに載せやすいもの。なるべく移動がラクなものはないですか?」という声が挙がっていました。これはいけるかもしれない。私は早速MDにアイデアを伝え、本部でテストをすることになりました。このように、小さな気づきから、新しい商品づくりへのきっかけになることもあるのが、面白さのひとつでもあります。

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ここならきっと、商売をたのしめる環境がある。

私の出身地は焼き物の産地で、実家は焼き物を中心にした卸売り業を営んでいます。年に2回陶器市というイベントがあり、幼い頃から手伝いをしていました。全国から誰かの手でつくられた選りすぐりの品が集められ、また誰かの手に渡っていくことに、子どもながらにすごいと思ったものです。そのため物心がついた時には、自然と商売の面白さを、肌で実感できていた気がします。就職活動でも小売業を中心に、多くの企業を見て回りました。最終的にイトーヨーカドーを選んだきっかけは、人事の方に私と同じ大学の先輩がいたことです。その方は人柄もすごく素敵ですし、何よりも自分の仕事をとてもたのしそうに話をしていました。ここなら自分がやってみたい商売をたのしめる環境があるはず。今働いていて、その時の決断は間違っていなかったと思っています。

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Message

学生さんへのメッセージ

イトーヨーカドーは、自分がやってみたいことにチャレンジをさせてくれる会社です。それに仕事に対して真面目な人が多いので、みんなで何か一つのことを成し遂げようと結束すると、ものすごいパワーを発揮します。今流行りのワンチームという感じでしょうか。そのような社風をここで働く10年間で感じてきました。私はずっとバレーボールをやってきたので、こういう風土がしっくりときます。こういったチームプレーを大切にされる方には、おすすめできる会社だと思います。

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