こんにちは。販売促進部の篠塚です。こちらのコラムでは、イトーヨーカドーの「いいもの。いつもの。」をたくさん紹介していきます!
第1回目は、『小学生のみんなと一緒に傘作り』。イトーヨーカドーは社会活動の一環として、未来を担う小学生のみなさんとお取引先のメーカー様と一緒に、「子供開発プロジェクト」として、モノづくりを考える授業を行っています。
自分が小学生だった頃と比べると、SDGsをテーマにした授業や探求活動がとても増えていますよね。ひとりの親としても、とても興味深い取り組みです。
このプロジェクトがスタートしたのは22年4月。葛飾区立半田小学校のみんなと、日々傘を使っていて思っていること、こんな傘だったらいいよね、ということをグループでディスカッションしました。
こどもたちの声をもとに、お取引先様の(株)アスティ様と一緒にサンプルを制作。
それを実際にみんなに試してもらって、使いたい傘について意見交換を重ねながら一緒に考えました。
みんなの声として多かったのは、
・濡れにくい
・壊れにくい
・軽い
一方、お父さんお母さんにも聞いてみると、
・通学時のこども達の安全安心(濡れる、重い、視界、傘が壊れる&壊す)が意見としてあがりました。
やっぱり「濡れにくい」ことって大事。でも大きくしすぎても重たくなって使いづらいし…
そして完成したこちらの傘が、「セブンプレミアムライフスタイル軽くて壊れにくい傘」です。
みんなで体験してみて、通常の傘は幅が60cm・深さ21cmなのに対し、今回の傘は幅65cm・深さ31cmのサイズに決めました。使用している生地も、高濃度生地で撥水性の高いものを使っています。
でも深い傘って視界はどうなんだろう?深さがあっても、窓がついていたら視界が見やすくていいですよね。私も窓をのぞいてみて、大人用にあってもいいなと思いました。
それからみんなの声であがったのが、「壊れにくさ、軽さ」。こどもが傘を壊して帰ってくること、あるあるエピソードですが、傘の骨は「FRP」という、強度があるけど軽いアルミ素材を採用しました。幅が65cmあっても370gと、軽さが実感できる傘なんです。
ベルトはこどもの手でも巻きやすい太いデザインになっていて、傘の先っぽもとがっていなくて、優しいなと思いました。デザインのテープも反射素材で、安全にも配慮しています。
こどもたちとの意見交換の中で気づいたことは、傘の「デザイン」。性別関係なく、好きなもの・気に入ったものを選びたいというみんなの声から生まれたデザイン・カラーになりました。
こちらのコラムで実際にこどもとサンプルをお借りして使ってみながら自宅で写真を撮っていたのですが、我が家の犬も気になって、なんだなんだと傘をのぞいていました。
みんなと一緒に作った傘、是非店頭で実際に手に取ってみて、お試しいただけたらうれしいです。
子供商品の担当の福田さんをはじめ、商品開発担当メンバーは、とても深い想いを持って毎日モノづくりをしています。
今後、こちらのコラムから色々ご紹介していきます!