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二十四節気を楽しむ旬彩ごはんVol.20
週3だって食べたい!
とうもろこしレシピ

Food / 2019.08.08

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text:Mami Moroi /photo:Masayuki Ichinose /styling:Misako Hirasawa

二十四節気に応じた旬の食材を使った、誰でも簡単に作れる料理を紹介するこのシリーズ。今回は「立秋」。暦の上では秋のはじまりです。青空に浮かぶ雲や、蝉の声に混じって聞こえる秋の虫の声に秋の気配を感じることはありますが、感覚的にはまだまだ夏の盛りです。この時期になると食べたくなるのが、とうもろこし。缶詰とは違う生のおいしさは格別で、まさに季節の恵みです。蒸してそのまま食べるだけでなく、週3で食べても飽きないおすすめの食べ方や料理を紹介します!

旬の今こそおいしいものを

皮の色が鮮やかな緑色で、ヒゲがふさふさとたくさんついているもの。また、手で持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

皮ごとレンチン!
 超簡単な蒸し方

  • 電子レンジ(600W)で約5分加熱する。茎側を2〜3㎝ほど切り落とす。熱いのでヤケドに注意して。

  • ヒゲの部分を持ち、2〜3回ふる。ここでも熱いのでヤケドに注意して。

  • 実が出てきたら、手で引き出す。これで皮もヒゲもきれいにはずせる。ゴミもコンパクト。

Day1 まるごと!

絶妙な組み合わせのころもをまとって、止まらない禁断の味にチーズとチリのやみつきグリルドコーン

材料(2人分)

とうもろこし…2本
マヨネーズ…大さじ4
パルミジャーノチーズ(粉)または粉チーズ…大さじ6
チリパウダーまたは一味唐辛子…適量
ライム…適量

作り方

① とうもろこしは皮つきのまま1本ずつ、電子レンジ(600W)で約5分加熱し、粗熱が取れたら皮をはずす。

② マヨネーズを塗り、弱火で熱したフライパンに並べ、表面に焼き色をつける。

③ パルミジャーノチーズをふってチリパウダーをかけ、ライムをしぼる。

●チリパウダーのかわりに
カレー粉や七味唐辛子、山椒、ターメリック、パプリカパウダー、五香粉など、どんなスパイスでもOK。
●ライムのかわりに
レモンのほか、各種柑橘類でも。スパイスとの相性を楽しむのもおすすめ。
●焼き方をかえても
アルミホイルを敷いて、魚焼きグリルやオーブントースターでも作れます。

Day2 粒にほぐして

プチッとジューシーに弾けるとうもろこしがアクセントプチプチコーンのガパオライス

材料(2人分)

とうもろこし…1本
鶏ひき肉…200g
ピーマン…1個
A
 玉ねぎのみじん切り…30g
 にんにくのみじん切り…小1片分(3g)
バジルの葉…10枚
B
 ナンプラー…大さじ1
 オイスターソース…大さじ1
 砂糖…小さじ1/2
サラダ油…大さじ2
黒こしょう…適量
目玉焼き…卵2個分
ごはん…適量

作り方

① とうもろこしは実をそいで粒状にし、ピーマンは1㎝の角切りにする。バジルの葉は飾り用に少し取っておき、残りはちぎる。

② フライパンにサラダ油を中火で熱し、Aを炒める。しんなりしたらひき肉を加えてしっかり炒め、ピーマンととうもろこしを加えて炒め合わせる。

③ とうもろこしに火が通ったらBを加え、黒こしょうで味を調え、ちぎったバジルを加える。器に盛ったごはんにかけ、目玉焼きと飾り用のバジルの葉を添える。

●ナンプラーがなければ
しょうゆでもOK。また、ソースやケチャップで子供が好きな味にしても。
●ほかに合う野菜は
ズッキーニやなす、グリーンアスパラガス、万願寺唐辛子もおすすめ。青唐辛子でピリ辛に仕上げても。

Day3 芯まで使って!

塩昆布はとうもろこしのやさしい甘さを引き出す隠し味とうもろこしの塩昆布バターじょうゆパスタ

材料(2人分)

材料(2人分)
とうもろこし…1本
スパゲッティー二…160g
A
 バター…20g
 塩昆布…15g
B
 しょうゆ…小さじ1
 黒こしょう…適量
青ねぎの小口切り…適量

作り方

① とうもろこしは実をそいで粒状にし、芯と、飾り用にヒゲの白い部分を少し取っておく。

② 沸騰した湯に塩(分量外)を加え、スパゲッティー二ととうもろこしの芯を入れる。袋の表示通りにゆで、ゆで上がりの2分前にとうもろこしの粒を加え、一緒にゆでる。

③ ボウルにAを入れ、ゆで上がったスパゲッティーニととうもろこしの粒を加えて混ぜ合わせ、Bで味を調える。器に盛って青ねぎを散らし、とうもろこしのヒゲを飾る。

●ほかに合う麺は
そうめんやひやむぎ、うどんやそばなど、細めの麺ならなんでも合います。
●味つけを変えるなら
シンプルに、粉チーズと黒こしょうだけであえるのも美味。レモンクリームソースや冷やし中華風の甘酢だれをからめても。

教えていただいた方

吉沼弓美子さん

プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰。

まとめ

とうもろこしの実の皮はセルロースと呼ばれる食物繊維、実とヒゲにはカリウムが豊富で、ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンEも含まれます。夏を元気に乗り切るためにも、週3といわず、毎日でも食べられますね!