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二十四節気を楽しむ旬彩ごはんVol.12
たけのことあさりのペペロンチーノスパゲッティ

Food / 2019.04.05

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text : Mami Moroi / photo : Tomoyoshi Oshiyama / styling&coordinate : Yumiko Yoshinuma

二十四節気に応じた旬食材を使った料理を紹介するこのシリーズ。今回は「清明」で、「清浄明潔」を略したもの。この季節の代表的な味覚といえば、やはりたけのこです。家庭でいただくなら、手軽な水煮がおすすめ。たけのこご飯、土佐煮、たけのこの天ぷらなど、和食のイメージが強いですが、じつはオリーブオイルとの相性も抜群。というわけで、この季節においしさを増すあさりと組み合わせた、ごちそうパスタを紹介します。

たけのことあさりのペペロンチーノスパゲッティ

材料(2人分)

たけのこの水煮…150g
あさり(砂抜き)…200g
スパゲッティーニ…160g
にんにくのみじん切り…小さじ2(約8g)
赤唐辛子…1本  
オリーブオイル…大さじ2
白ワイン…大さじ3
塩…適量
イタリアンパセリのみじん切り…適量

「たけのことあさりのペペロンチーノスパゲッティ」の作り方

①たけのこは薄切りにし、鍋に入れて水適量を加え、10分ほど煮て水けをきる。

たけのこの水煮はあらかじめ下ゆでします。このひと手間で、特有の臭みが抜けます。

②鍋に湯を沸かして塩適量を加え、スパゲッティー二を袋の表示より2分短くゆでる。

あとから炒めるので、スパゲッティー二はかためにゆでます。

③フライパンに、にんにく、赤唐辛子、オリーブオイルを中火で熱し、香りが立ったらたけのこを加えてさっと炒める。あさりと白ワインを加え、ふたをして弱火にして蒸し煮する。

④あさりの口が開いたら②とイタリアンパセリを加え、ゆで汁少々で水分を調整し、塩少々で味を調える。

今回の旬食材は「たけのこ」

現在、よく出回っているたけのこは「孟宗竹」で、中国が原産地。「古事記」に登場するなど、日本では古くからおなじみの食材ですが、全国的に広まったのは江戸時代の中期とされています。栄養的には食物繊維が豊富で、カリウムやアスパラギン酸も含まれます。また、最近注目されているのが、ゆでたときに出てくる白い粒。アミノ酸の一種であるチロシンという成分なので、洗い流さず、一緒にいただきましょう。もし、水煮ではなく丸ごと購入するときは、皮が薄くてつやがあり、頭の部分が黄色く開いていないもの、根元にイボイボと赤い斑点がないものを選びましょう。

テーブルコーディネートのポイント

教えてくれたのは...
吉沼弓美子さん

プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰

たけのこの淡い色合いに合わせて、トーンを抑えたスタイリングに仕上げました。小物にガラスの素材を使うと、軽やかなイメージになるので、これからの季節はぜひ添えてみてください。また、ベージュのクロスやナプキンは、さまざまなシーンで使えるのでおすすめ。ひとつ持っておくと活躍します。

まとめ

オイルであえると、ほのかな苦みのなかにも甘さも感じる味わいに! あさりのうまみがからんだパスタとは最高のハーモニーを奏でるので、ランチに、おもてなしに、試してみてください。