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二十四節気を味わう旬彩ごはんVol.48
おうちでごちそう! ハロウィンかぼちゃレシピ

Food / 2020.10.08

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text:Mami Moroi /photo:Masayuki Ichinose /styling:Sachiko Horie

今回は「寒露」。長雨も終わってぐっと秋が深まり、秋晴れの気持ちいい日が多くなる頃です。この時季のお楽しみといえば、かぼちゃ、そしてハロウィン! 大人も子どもも楽しめる、とびきりのごちそうレシピを紹介します。

旬の今こそおいしいものを!

緑色が濃くつやがあり、ずっしりと重く、左右対称なものを。また、軸が太く、切り口が乾燥しているものがおすすめ。カットされたものは、色鮮やかなものを選びましょう。

かぼちゃの下ごしらえは電子レンジが便利!

かぼちゃは生のままだとかたく、皮もむきにくいので、電子レンジで加熱してからカットするのがおすすめです。

  • スプーンで種とワタをとる。

  • ラップに包んでレンジで加熱。

  • 使う大きさに切り、皮を切り落とす。

チーズがからんだホックリかぼちゃがたまりませんかぼちゃのチーズフォンデュ

実を削りながら食べるのがポイント。具はお好みで、から揚げやエビフライ、シュウマイもおいしいですよ。ソースがかたくなったら、再度レンジにかければOK。かぼちゃの皮にジャックオーランタン風のカットをすれば、盛り上がり確実です。

材料(4人分)

かぼちゃ…1個(約1kg)
Aピザ用チーズ…300g
 牛乳…大さじ5
ウインナー…8本
ブロッコリー…1/2株  
パプリカ…1個
バゲット…1/2本

作り方

①小房に分けたブロッコリーとウインナーはゆで、パプリカとバゲットは食べやすく切る。

②かぼちゃは丸ごと水洗いし、水けのついたまま耐熱皿にのせてラップをし、電子レンジ(600W)で約7分加熱する。上から2~3㎝のところで横にスライスし、種とワタを取り除く。Aを加え、さらにレンジで約4分加熱する。チーズがとろとろに溶けなかった場合は、さらに約1分ずつ、様子を見ながら加熱する。
※皮にデコをした場合、かぼちゃが冷めて、加熱時間が変わることがあります。

  • ▼

    まずは丸ごと加熱する。

  • ▼
  • 加熱すれば、かたい皮のデコもラクラク。

ピザ用チーズと牛乳を入れて、さらにレンジでチン!

③①を器に盛り、②をつけながら食べる。かぼちゃの実はソースにからめながらスプーンなどですくって食べる。

パプリカをジャックオーランタン風にカットし、具を盛るカップにしても。

揚げなくてもサクサク! かぼちゃのおいしさもギュッ♪かぼちゃの焼きコロッケ

煎ったパン粉をまぶし、揚げずにトースターで焼くコロッケ。小麦粉と溶き卵で密着するので、仕上がりもきれい。オバケ型に成型し、目などにカットしたのりを、マヨネーズを塗って貼るなど、アレンジも自在です。

材料(6個分)

かぼちゃ…1/4個(皮と種、ワタを除いて250g)
合いびき肉…100g
玉ねぎ…1/4個
パン粉…大さじ6
バター…15g
塩、こしょう…各少々
小麦粉、溶き卵…各適量
好みでプチトマト、のり、マヨネーズ…各適量

作り方

①フライパンにパン粉を入れて弱火で煎り、軽くきつね色になったら取り出し、冷ます。玉ねぎはみじん切りにする。

きつね色になるまで香ばしく煎る。

②かぼちゃは種とワタを除き、ラップに包んで電子レンジ(600W)で3~4分加熱する。適当な大きさに切って皮を取り除き、マッシュする。

③フライパンにバターを中火で熱し、玉ねぎとひき肉を炒める。ぽろぽろになったら塩、こしょうで味を調える。②と混ぜ合わせてバットなどに移し、冷蔵室で冷やす。

④③を6等分して好みの形に整え、小麦粉、溶き卵、①のパン粉を順にまぶし、オーブントースターで5〜6分焼く。器に盛り、好みでプチトマトを添え、カットしたのりを、マヨネーズを塗って貼る。

まんべんなくしっかりまぶして。

●調味をアレンジ
具材にカレー粉を適量加え、カレー風味にしても。

キュートなボーダー柄は、2つの食感の違いも楽しい!かぼちゃと黒ごまのボーダーゼリー

子どもから大人まで誰もが満足の、濃厚ゼリー。順番に固める手間はありますが、失敗のないハロウィンスイーツです。ホイップクリームとチョコペンで、ハロウィン風のデコを楽しんで。

材料(2個分)

かぼちゃ…1/12個(皮と種、ワタを除いた状態で80g)
A砂糖…大さじ1
 牛乳…1/2カップ
B黒練りごま…30g
 砂糖…大さじ2
 牛乳…3/4カップ
ゼラチン…大さじ1
好みでホイップクリーム、チョコペン…各適量

作り方

①ゼラチンは半量に分け、それぞれ水大さじ1を入れた容器にふり入れ、ふやかす。

②かぼちゃは種とワタを除いて耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で1~2分、様子を見ながら加熱する。適当な大きさに切って皮を取り除き、マッシュする。

③小鍋にAを入れて温め、沸騰直前で火からおろし、①の半量を入れて溶かし、②と混ぜ合わせて裏ごしする。半量ずつボウルに入れ、1つはボウルの底に氷水を当て、軽くとろみがついてきたらカップに流し入れ、冷蔵室で冷やし固める。

④鍋にBを入れてよく混ぜ合わせ、中火にかける。沸騰直前で火からおろし、残りの①を入れて溶かす。半量ずつボウルに入れ、1つはボウルの底に氷水を当て、軽くとろみがついてきたら③に流し入れ、冷蔵室で冷やし固める。

⑤残りの③、④も同様にし、順に流し入れ、冷やし固める。好みでホイップクリームをのせ、チョコペンで顔を描く。

固まってから流し込めば、きれいなボーダー柄に。

●練りごまをアレンジ
練りごまの代わりに、ココアや抹茶で作っても美味。

教えていただいた方

ほりえさちこさん

料理研究家・栄養士。大学(食物栄養学専攻)卒業後、祐成陽子クッキングスクールの講師を経て、独立。雑誌、TVなど幅広いメディアで活躍中。自身の子育て経験を生かしたアイデアあふれるレシピにも定評がある。著書に『糖質オフ1か月晩ごはん献立 1週間分買って使いきり!』(主婦と生活社)など。

まとめ

かぼちゃの原産地はアメリカ大陸。日本に入ってきたのは16世紀といわれています。丸ごとなら風通しのいい日陰に、カットしたものは種とワタをとってラップをし、冷蔵室で保存しましょう。また、冷凍する場合はカットしておくとラク。かぼちゃには三大抗酸化ビタミンといわれるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEがたっぷり含まれ、昔から「冬至(とうじ)にかぼちゃを食べるとかぜをひかない」といわれるほど栄養の優等生。ハロウィンに限らず、冬に向けて免疫力を高めたい今こそ毎日でも食べたい野菜です。秋冬のラインナップにぜひ加えてくださいね。