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二十四節気を味わう旬彩ごはんVol.42
「週3だって食べたい! なすレシピ」

Food / 2020.07.07

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text:Mami Moroi /photo:Masayuki Ichinose /styling:Misako Hirasawa(meifan Inc.)

今回は「小暑」で、梅雨明けはもうすぐ。暑さも本格的になってくる頃です。この季節に俄然イキイキしてくる野菜がなす。ジューシーな味わいは、旬ならではのおいしさです。バラエティに富んだレシピでどうぞ!

旬の今こそおいしいものを!

全体につやとハリがあり、ヘタの部分にあるトゲがしっかりと立っているもの。重みがあり、首まで太く、ふっくらしているものがおすすめです。

今さら聞けない
おいしい焼きなすの作り方

魚焼きグリルでの焼き方を紹介していますが、オーブントースター、オーブン、フライパンでもOK。焼き加減に注目して。

  • 魚焼きグリルに並べて強火で熱し、ときどき回しながら全体を焼く。

  • 竹串がスッと通り、まんべんなくこんがりと焼ければOK。
    焼き過ぎると実がなくなるので注意して。

  • 手で触れるくらいまで冷めたら、ガクを切り落とす。

  • 切り口の皮をつまんで上からむき、料理に合わせて裂く、または切る。

とろとろのなすが口福! 
ピーナッツやひき肉との食感の違いも楽しい
焼きなすのタイ風サラダ

なすは焼いて皮をむき、手で裂くのがポイント。たれがよくなじみ、とろとろの食感になります。

材料(2人分)

なす…3本
豚ひき肉…50g
紫玉ねぎ…1/10個(20g)
干しえび…10g
Aナンプラー…大さじ2
 砂糖…小さじ1
 レモン汁…大さじ1と1/2
 豆板醤…少々
 にんにくのすりおろし…少々
パクチー…適量
バターピーナッツ…5g

作り方

①なすは焼いて皮をむき、手で裂く。紫玉ねぎは薄切りにし、水にさらして水けをふく。干しえびは水で戻し、Aは混ぜ合わせておく。ピーナッツは粗みじんに切る。

皮をむいてから手で食べやすく裂く。

②鍋に湯を沸かし、ひき肉と干しえびを入れ、肉の色が変わったらザルに上げて水けをきる。

③器になすを盛って②をのせ、Aを回しかけ、紫玉ねぎ、パクチーをのせ、ピーナッツを散らす。

●めんとあえる
そうめんや細いうどんなどとあえてもよく合う。
●具材を加える
春雨を加えてボリュームアップしても。

鶏のから揚げと合わせたボリュームのあるひと皿。
玉ねぎがグッドアクセント!
なすと鶏肉の南蛮漬け

なすを素揚げにすると、ほどよく水分が抜けて、ねっとりした食感に。ピリ辛の漬けだれがよく合います。

材料(2人分)

なす…3本
鶏もも肉…150g
A酒、しょうゆ…各小さじ1/2
ピーマン…1個
玉ねぎ…1/6個(約30g)
Bしょうゆ、酢…各大さじ3
 砂糖…小さじ2
 赤唐辛子…1/2本
片栗粉、サラダ油…各適量

作り方

①なすは乱切り、ピーマンは縦8等分に切り、玉ねぎは薄切り、Bの赤唐辛子は種をとって輪切りにする。鶏肉は食べやすい大きさに切り、Aに30分ほど漬ける。

②耐熱容器にBのしょうゆと砂糖を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で約30秒加熱する。砂糖が溶け、粗熱がとれたら酢と赤唐辛子を加えて混ぜ合わせる。

③フライパンに多めのサラダ油を中火で熱し、なすとピーマンを揚げ焼きにし、バットに取り出す。

ほんのり焼き色がつくまで揚げる。ピーマンのほうが火の通りが早いので、先に上げて。

④鶏肉に片栗粉をつけて余分な粉を落とし、③のフライパンで揚げ焼きにする。③のバットに玉ねぎとともに加え、②を回しかけて全体をよく混ぜ、30分以上おく。

●鶏肉をアレンジ
豚肉や、いわし、あじ、かじきなどの魚介類でも美味。

シンプルでヘルシー! 
暑さで食欲がないときの定番にいかが?
蒸しなすのさっぱりあえめん

レンジ蒸しで、なすのおいしさがギュッ。手間をかけずになすの魅力を引き出せます。下味をつけるのもコツ。

材料(2人分)

なす…2〜3本
塩…少々
豚肩ロースしゃぶしゃぶ用肉…50g
白菜キムチ…40g
そうめん…140g
A水…1カップ
 鶏ガラスープの素…大さじ2
 しょうゆ…大さじ4
 酢…大さじ2
 砂糖、ごま油…各小さじ2

作り方

①Aの材料を混ぜ合わせてたれを作り、冷やしておく。

②なすはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分〜2分30秒加熱する。竹串がスッと通るやわらかさが目安。粗熱がとれたら食べやすい大きさに切り、塩をふって①のたれ少々をかけ、下味をつける。

なすは1本ずつ、ラップで包む。あまりぴっちりとしないように注意。

③豚肉は熱湯でゆで、ザルに上げて冷ます。そうめんは袋の表示時間通りにゆで、流水で冷やして水けをきる。白菜キムチは、大きければ食べやすく切る。

④器にそうめんを盛り、豚肉、②、キムチをのせ、残りの①をかける。

●具材を加える
塩もみしたきゅうり、パクチーを添えて、彩りをアップしても。
●スープめんにする
合わせ調味料の水を増やしてスープを作り、冷麺風にしても。塩加減は適宜調整して。
●めんをアレンジ
中華麺にして冷やし中華風にしてもおいしい。

教えていただいた方

吉沼弓美子さん

プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰。

まとめ

諸説ありますが、なすの原産地はインドと考えられています。日本に伝わったのは古く、奈良時代にはすでに栽培されていたそう。栄養的に特筆すべきは、皮に含まれるポリフェノールの一種・ナスニンで、強い抗酸化作用が期待できます。また、体の熱を逃す作用があるといわれるカリウムも多く、夏バテ解消にもうってつけ。蒸し暑い夏を元気に乗りきるために、今回の3品もぜひレパートリーに加えてみてください。