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二十四節気を味わう旬彩ごはん
【小暑】
すっきりした甘さが魅力 すいかのデザート

Food

すいかの季節がやってきました。旬だからこそ、ちょっぴり手をかけてさらにおいしさをバージョンアップさせてみませんか。どのレシピも、小玉すいかでも大玉のすいかでも作ることができます。

すいかとラムのシャーベット

袋に入れて手でつぶして凍らせるだけ。作り方は簡単ですが、ラム酒のおかげで本格的な味わいが楽しめます。チョコチップのつぶつぶ食感がアクセント。

材料〈作りやすい分量〉

すいか…600g(正味)

ラム酒…大さじ1

砂糖…大さじ3

チョコチップ…40g

チョコチップの代わりに、板チョコを粗く刻んだものでもOK。刻んだミントを加えても。

作り方〈調理時間約15分・凍らせる時間は除く〉

すいかは皮と種を取り除き、ひと口大に切って保存袋に入れる。手でもみながらつぶし、種が残っていたらていねいに取り除く。砂糖、チョコチップ、ラム酒を加えて袋の上からサッと混ぜ、冷凍室に4〜5時間入れて凍らせる。凍ったら手でもみほぐし、器に盛る。

チョコすいか

見た目もかわいい超簡単デザート。子どもと一緒に作れます。トッピングもいろいろなアレンジができるので、好みで楽しんで。

材料〈作りやすい分量〉

すいか…適量

板チョコ…1〜2枚

ココナッツロング…適量

トッピングは、ココナッツのほかにチョコスプレー、アラザン、刻んだナッツなど好みのもので。

作り方〈調理時間約10分・冷やす時間は除く〉

すいかは2㎝厚さの三角形になるように切り、包丁ですいかの皮目に切り目を入れて棒を刺す。ココナッツは刻む。板チョコを耐熱ボウルに割り入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で1分30秒〜2分加熱して溶かす。バットにオーブンシートを敷いてすいかを並べ、溶かしたチョコレートをスプーンでかけてココナッツをふり、冷蔵室で30分ほど冷やす。

すいかとミルクのゼリー

白ワイン風味のすいかゼリーと、まろやかなミルクゼリーを組み合わせた、色合いもきれいな2色のグラスデザートです。すいかゼリーを崩して盛りつけると、動きが出てよりおしゃれに。

材料〈直径約7㎝のグラス4個分〉

すいか…200g(正味)


<すいかゼリー用>

白ワイン…1/4カップ

砂糖…大さじ2

レモン汁…大さじ1

水…大さじ2

粉ゼラチン…5g


<ミルクゼリー用>

牛乳…2カップ

砂糖…大さじ4

水…大さじ2

粉ゼラチン…5g


トッピング用のすいか、ミントの葉…各適量

牛乳の半量をプレーンヨーグルト(無糖)に代えて、ヨーグルトゼリーにしても。

作り方〈調理時間約20分・ゼラチンをふやかす時間、あら熱をとる時間、冷やし固める時間は除く〉

1すいかゼリーとミルクゼリーの粉ゼラチンは、それぞれ分量の水にふり入れ、ふやかしておく。トッピング用のすいかは皮と種を取り除き、1㎝角に切る。

2すいかゼリーを作る。すいかは皮と種を取り除き、ひと口大に切ってミキサーに入れ、白ワインを加えて攪拌し、ピューレ状にする。鍋に入れて砂糖を加え、中火にかける。沸騰したら火を止めて、1のゼラチンを加えて溶かし、レモン汁を加えて混ぜる。バットなどに流し入れ、あら熱がとれたら冷蔵室で3〜4時間冷やし固める。

3ミルクゼリーを作る。別の鍋に牛乳、砂糖を入れて中火にかける。沸騰直前まで温めて砂糖が溶けたら火を止めて、1のゼラチンを加えて溶かす。あら熱がとれたらグラスに注ぎ、冷蔵室で3〜4時間冷やし固める。

42のすいかゼリーをスプーンで崩して3のミルクゼリーの上に盛り、トッピング用のすいか、ミントを飾る。

小暑 しょう しょ

7月7日〜7月22日頃

旬の食材はすいか

今回の節気は「小暑」。そろそろ梅雨が明け、本格的な暑さがやってくる頃を意味しています。すいかも甘くおいしい旬を迎えます。すいかにはカリウムが多く含まれており、利尿作用や疲労回復効果、むくみ改善効果が期待できます。水分補給もでき、夏バテにもぴったりのフルーツのひとつです。完熟したすいかはツルの付け根が少しくぼんで周りが盛り上がっており、お尻のヘソが大きいほど食べ頃。逆に小さいと未熟の可能性が。また、黒と緑のしま模様の境界がはっきりしていて、黒い模様が盛り上がっているように見えるものが新鮮です。

教えていただいた方
新谷友里江〈にいや・ゆりえ〉さん

料理家・管理栄養士。料理家・祐成二葉氏のアシスタント、祐成陽子クッキングアートセミナー講師を経て独立。料理雑誌やファッション誌、テレビ、WEBなどでメニュー提案、スタイリングを行う。『がんばらなくても野菜はとれる!楽するスープ&みそ汁』(ナツメ社)、『これなら続く!毎朝すぐでき弁当』(ワン・パブリッシング)など著書多数。

まとめ

すいかとラムのシャーベットは、子どもにはリキュールを加えずに作り、練乳をかけても。チョコすいかは、棒がなければ刺さなくてOK。すいかとミルクのゼリーは、すいかゼリーだけでも楽しめますし、時間があれば、グラスのミルクゼリーが固まってからすいかゼリー液を流し入れて冷やし固め、2層のゼリーにするのも素敵です。

photo:Takako Hirose /styling:Yurie Niiya / text:Yukiko Suzuki

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