快気祝元気になった喜びと、お気づかいに感謝を伝える贈りもの。
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◆内祝
快気祝は入院中、大勢の方々にいただいたお見舞いに対して、元気になった喜びと感謝の気持ちを伝えるものです。
水引や表書きの書き方
紅白結び切りの水引がついたのし紙を使用。
表書きは「快気祝」とします。
- 「病気が残らない」の意から後に残らない消耗品を贈る
快気祝は、病気が残らないようにという意味から、お菓子・調味料など食べて残らないものを。また、洗い流すという意味で、石けん・洗剤・タオルなどを贈るのが一般的です。
- 贈るタイミングは身体が本調子に戻って元気になってから
快気祝は全快を報告するものですから、無理せず元気になってから。自宅療養していた場合は床上げ後、1週間~10日を目安に贈りましょう。
- のし紙の書き方は全快なら「快気祝」に
表書きは全快の場合「快気祝」とします。のし下には見舞ってもらった本人の名前を書きます。
- 水引は結び切りに
病気やケガを繰り返してほしくない、という想いを込めて、水引は紅白の結び切りにします。
- お見舞い金額の半額が相場 会社には全員にいきわたる分を
いただいたお見舞いの半額程度が目安ですが、快気祝の場合、全員一律に同じものを贈ってもよいでしょう。会社のみんなにお見舞いをもらった場合は、全員にいきわたるお菓子などを。
- お世話になった病院関係の人たちにもお礼をしたいときは?
病院のスタッフに対するお礼は基本的には不要ですが、お世話になったので「感謝の気持ちを伝えたい」という場合は、医局やナースステーションに「皆さんで」といって渡せるお菓子・コーヒーの詰合せなどが人気です。受け取らない病院もあるので、よく調べてから贈りましょう。
その他にも日本には初節句や七五三、成人式、就職、昇進、退職、転居、長寿等人生のあらゆるシーンでお祝いを贈る古き良き文化があります。お祝いをいただいた方には品物でお返しをし、礼節を忘れないようにしましょう。